るとともに、オンラインを通じた情報提供等についても推進し、利用を促進することが重要である。これについては、関係省庁で協力し、適切な利用促進策を進めることが望ましい。
4−2−2 行政手続きの電子化のためのネットワーク・システムのあり方について
行政手続きの電子化における課題のうち、ネットワークに関連する課題として、以下のものが挙げられている。
・行政機関相互を接続するネットワーク・システムの整備
・広域的情報提供ネットワーク・システムの整備
・広域アクセスポイントの効率的な整備
・効果的な情報の提供方法の検討
これらの課題に関しては、行政機関間を接続するための安全性の高いネットワークの構築には専用回線やISDN等の高速デジタル通信網、広域への情報提供を目的とするネットワークに関してはインターネットやキオスク端末、というように、行政手続きにおいて扱う情報の形態(数値・文字情報、音声情報、画像情報等)、データ量、使用頻度等の要素を基に、キオスク端末、インターネット、ISDN回線等デジタル通信網、磁気ディスクといったメディアから、適切な形態を選択することが重要である。
以下では、キオスク端末、インターネット、ISDN回線等高速デジタル通信網及び磁気媒体等を利用した行政手続きについて、具体的にその利点・欠点を整理することにより、行政手続きの電子化を進めるに当たって考慮すべき点についてまとめることとする。
(1)キオスク端末を使用した行政手続きの特性
国内外の自治体の事例では、住民票の写しの自動交付機や情報提供用の端末を公共施設等に設置し、訪れる申請者が操作して手続きを行うケースが見られる。このように、地域の公共施設等に設置し、身近で手軽に情報入手や手続きを行える端末(キオスク端末)は、専用に設計開発されているものが多く、画面が見やすく、タッチパネル等のインタフェースを採用できる等、使いやすい反面、1台当たりの価格が高額になる等の問題点もある。以下に、キオスク端末の利点・欠点を整理する。
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